27人が本棚に入れています
本棚に追加
ヒロは今後の事を考えていた。
客の話によるとマスターはヒロのような無職で行き場の無い人達を、仕事が決まるまで面倒を見る事が多いらしい。
もう、半年間もお世話になっている。
正直そろそろ迷惑なはずだ。
ヒロは焦っていた。
ヒロは焦ると同時に嫌気もさしていた。
これから、どのくらいこんな事を続けるんだ?
毎日、毎日、同じ事の繰り返し。
何か抜け出す方法は無いのだろうか?
そう思い始めたからだ。
最初のコメントを投稿しよう!