天国争奪戦

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「ほっとけ、小僧。」 「見栄張ってねぇでさっさと乗れよ。」 「何も知らねーならでしゃばるな。」 「命は大丈夫でも、心が死んでしまうぞ。」 少しの沈黙の後、男はヒロの背中に乗った。 店に入るとマスターは目を丸くして、口をぽかんと開けていた。 「ヒロくん…。誰だい?」
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