いつもと同じ。はずの朝

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「はぁ…今日もいつもと同じようにゆーっくりと朝を過ごそうと思ってたのに。なんなんだろう…お母さん達が隠すほどの事って… それに、なんでメイドさんは僕をお嬢様なんてよんだんだろう…いくら僕が女の子に見えたからって…」 …と、すこしつぶやきながら、腰ほどまである水色の髪を整え、着替えをして…と準備をはじめた。 ここで、少し自己紹介… 僕は浦野のぞみ、9才。男の子。 え?本当に9才かって? 本当に9才だよっ。身長133㌢、体重28kgのねっ/// 小さいなぁって?…ふ、普段から気にしてるんだっ、可愛くみられちゃうから…/// 顔も可愛いって言われるし…髪だって長いし… そしてしっかりしてるからって…なおさら女の子に見えちゃうんだって…さ。 あ…みんなによく言われる事は…しっかりしてるけど照れ屋さんらしいよ…/// 「よし…ちょっと語りすぎたかな…準備も出来たし、いってみるかな?」 。 僕はあのメイドさんと共に『紅宮家』に行く事にした。 心には、『お嬢様』と呼ばれた謎を引っ掛けたまま。
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