46人が本棚に入れています
本棚に追加
/80ページ
「はぁ…今日もいつもと同じようにゆーっくりと朝を過ごそうと思ってたのに。なんなんだろう…お母さん達が隠すほどの事って…
それに、なんでメイドさんは僕をお嬢様なんてよんだんだろう…いくら僕が女の子に見えたからって…」
…と、すこしつぶやきながら、腰ほどまである水色の髪を整え、着替えをして…と準備をはじめた。
ここで、少し自己紹介…
僕は浦野のぞみ、9才。男の子。
え?本当に9才かって?
本当に9才だよっ。身長133㌢、体重28kgのねっ///
小さいなぁって?…ふ、普段から気にしてるんだっ、可愛くみられちゃうから…///
顔も可愛いって言われるし…髪だって長いし…
そしてしっかりしてるからって…なおさら女の子に見えちゃうんだって…さ。
あ…みんなによく言われる事は…しっかりしてるけど照れ屋さんらしいよ…///
「よし…ちょっと語りすぎたかな…準備も出来たし、いってみるかな?」
。
僕はあのメイドさんと共に『紅宮家』に行く事にした。
心には、『お嬢様』と呼ばれた謎を引っ掛けたまま。
最初のコメントを投稿しよう!