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もしかしたら雅くんって‥
携帯を開いて探した
「功黄くん?」
「あった‥」
"相田雅"彼、昔言ってた
『閏が大好き』って
その"閏"から取ったのに‥
まさかこの人が‥
「相田さんのこと‥ですか?」
「え‥っ?」
閏くんの目が一層大きく開いた
動揺してるのか、目が泳いでいた
「あいだ‥みやび」
絶対彼が関与してる
本当に本当なら、閏くんは‥
「あ‥、ぁ‥っ」
「落ち着いて!ね?」
ぎゅっと抱きしめたけど
小刻みに震えた彼の身体はしばらく止まらなかった
「ぼ、僕‥」
「うん、大丈夫だから!」
青ざめた顔だった
僕が守るから‥ご主人様でしょ?
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