81人が本棚に入れています
本棚に追加
弥勒は驚いた様子で犬夜叉の苦しそうな横顔を見つめた。
「楓様に診て頂こう。」
弥勒は言った。
「放っときゃそのうち…」
「いや、その様子、普通ではない。お前、自分でそうは思わんのか。」
「……」
「少し休もう。それとも背をかすか?」
弥勒は犬夜叉の前に屈み込んだ。
「な…何言ってやがる!」
犬夜叉は立ち上がるとふらふらと歩き出した。
「…」
弥勒は黙ってその背中を追った。
最初のコメントを投稿しよう!