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「かごめ……」
犬夜叉は熱っぽい顔を上げ声を掛けた。
「ん?」
「大丈夫…だからな…」
苦しそうに犬夜叉は言葉を漏らした。
かごめは返す言葉が見つからなかった。
犬夜叉に休んでいるように言うとかごめはどこかへ出掛けて行った。
犬夜叉は小屋に一人横になると天井を見つめた。
(ちくしょう……)
苦しむ胸に手を置いた。
(俺は……、死ぬ……)
犬夜叉は悟った。
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