血と牙

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「確かに。反発する血が混ざっているようなものですからな。」 楓は言った。 「ある時突然、若くして病で死ぬ場合も多いと聞く。」 「そんな…それじゃ犬夜叉も?」 珊瑚は言った。 「わからん。なんとか持ちこたえてくれれば良いのじゃが…」 切り立った岩山。 その頂に銀髪をなびかせ佇む長身の男。 「殺生丸ーーっ!」 かごめは雲母と共に殺生丸の前に降り立った。
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