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「闘いの途中から病の臭いは消えた。その傷が癒えれば元通りのはずだ。」
「あ、ありがとう、殺生丸…」
「無理に礼を言うこともない。私が本気で犬夜叉を殺すとそう思ったのだろう。」
殺生丸は身を翻した。
「だが、結果的には画策通りだ。この怪我は少し重いが…」
弥勒は言った。
弥勒は立ち上がり殺生丸に頭を下げた。
「感謝する、殺生丸。」
殺生丸は小さく鼻で笑うと邪見を引き連れどこかへ去って行った。
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