血と牙

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「お前こそ無理すんなよ。」 「えっ?」 「まだ、背中痛むだろ。」 犬夜叉は申し訳なさそうにかごめを見つめた。 「大丈夫よ、平気。犬夜叉に比べたら…」 かごめは目を伏せた。 「ごめんね、病気を治したい一心で犬夜叉に辛い思いやそんな怪我まで…」 犬夜叉はかごめの悲しげな横顔を見つめた。 「やったのは殺生丸だ。お前は関係ねえ。」
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