第二章

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蒼空は土方の少し青ざめた顔を見て「ククッ」と笑った。 その瞬間、上から何かを感じ取った。 そして次の時には蒼空の手のひらは真っ赤に染まり血がポタポタと流れ落ちていた。 「山崎君!?」 そう言って慌てたのは 一番偉そうだがゴリrみたいな顔の男だ。 誰?? 『近藤勇ですよ、そして土方さんの横にいる眼鏡の方が仏の山南敬助です。』 へぇ…。 唯一睨んでこなかった二人が 局長と副長だったとはな… 誰が誰かと理解したと共に 手に激しい痛みが襲った。 「……っ……」 ・
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