第二十二章

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蒼空は爪が食い込むほど強く拳を握り色々な想いで頭の中が グチャグチャになっていた。 「蒼空さん…」 沖田も心配そうに蒼空を見つめる。 「蒼空君… …私は“新撰組が大好き”だからコソこの道を選んだんです。 だから悔やんでません。 “新撰組の為に”私は死ねる… 此ほど本望な事はありませんよ。」 そい言った山南は 微笑んでいた――――――… …優しく…儚く… とても今の時間を、 大切にしているかのように… ・
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