第二十三章

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「山南さん、どうして…っ 脱走なんかしたんだよぉ!!」 「此処が嫌になったのか!?!」 私の前には幹部や、その他隊士が山南さんに話しを聞いている。 あの後… 私達は「戻りましょうか」と 優しく微笑みながら言った山南に何も言えず、屯所に戻ってきた。 「オラァ!!テメェ等、 山南さんが困ってんだろ!! …山南さん、話しがある。 部屋に行こうぜ。」 土方は隊士を一旦隊務に向かわせ山南と幹部は山南の部屋に向かった。 私も…行って『主!!』…!?! 蒼空が付いていこうかと した時、龍が蒼空を呼び止めた。 「どうしたの…?」 『えっと…彼、山南には 遊女の彼女が居たはずです… だから…会わしてあげたら 如何でしょうか…?』 あっ…そうえば… …確か…明里さん!! …龍、明里さんの居場所 分かったりする…? 『はい。』 じゃあ、急いで行くよ!! ・
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