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その後、他の隊士なども
最後の挨拶を惜しむように
やってきたりした…
―――――――――
――――――――――――…
その頃、蒼空は…
「明里さん、しっかり
捕まっててね!!」
「…えぇ…」
蒼空は島原の遊女、明里を
背中におぶり急いで
走っていた。
体力はもう無いに等しい。
…それプラス
明里は遊女、蒼空も身につけた事のある煌びやかな服に頭につける飾り…そのせいか余計に
腕などの力を使い体力は削られていく。
既に肩で息をしている蒼空。
だが、山南の最期に明里と
山南を会わせないのは
きっと一緒悔いになる。
そう蒼空は胸の内に決め
先程よりも早く足を進めた。
山南さん…待っててね。
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