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「どこいったんや…
蒼空は…」
「……蒼空…」
任務から戻ってきた山崎と佑は山南切腹の件に驚きと悲しみ、不安が襲った。
そして、自らを悔やみ恨んだ
そんな2人に山南は
「2人は悔やむ必要などありませんよ」と微笑んでいた。
死ぬことが怖くないのか…
悲しくないのか…不安じゃないのか…
そう問いかけると彼は
また微笑みながら言った。
「怖くも、悲しくもありませんよ。
…ですが、不安はあります…
アナタ達は素直になれない者達ばかりなので…
そして恋愛感情をワザと気づかない振りをしていますよね…
…蒼空さんを一度、傷つけてしまった…
なのに、今さら
“好き”何て…とでも
思っているのでしょう?」
「「っ!?」」
山南の言葉に幹部の殆どが
目を見開いた。
…それは図星を示すかのように。
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