第二十三章

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「…彼女はもうここの人達を 許していますよ。 …許していなければ 一緒に居ないはずですしね… それと、私達は隊務上 いつ死ぬかわかりません… …だから今のうちに 伝えておくべきですよ(ニコリ」 山南の言葉に皆、頷き 数名が部屋を出て行った。 そく実行するのだろうか… そんな事を考えていると 2人に「君達も行ってきなさい」と微笑んで背中を押された ので、2人も皆と共通の人物を探しに部屋を後にした…。 そして冒頭に至のだが 蒼空は一向に見つからない。 刹那… 「ハァ…あ、れ… …烝…?…佑君?…」 愛しい彼女の声が二人の 耳に入った。 彼女…否、蒼空を見ると 肩で息をしながら 背中には何度か見たことのある顔の女性がいた。 ・
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