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「はぁ…」
「あ、ユウくん溜め息したら幸せ逃げちゃうよ?」
『いや、誰のせいだと…』と言わんばかりの目で見るが
蒼空は「何?」と答える。
もう一度溜め息をしようとした時だった
時計を見た蒼空が叫んだ。
「あぁぁぁ!!」
「!?…ど、どうしたんだよ?」
「稽古!!」
と、蒼空は答えて
走って教室から出て行った。
「あいつ…
変な夢でも見たのか?」
魘されてたけど…と付け足すように呟きその考えを止めた。
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