第一章

4/13
前へ
/335ページ
次へ
「はぁ…」 「あ、ユウくん溜め息したら幸せ逃げちゃうよ?」 『いや、誰のせいだと…』と言わんばかりの目で見るが 蒼空は「何?」と答える。 もう一度溜め息をしようとした時だった 時計を見た蒼空が叫んだ。 「あぁぁぁ!!」 「!?…ど、どうしたんだよ?」 「稽古!!」 と、蒼空は答えて 走って教室から出て行った。 「あいつ… 変な夢でも見たのか?」 魘されてたけど…と付け足すように呟きその考えを止めた。 ・
/335ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2184人が本棚に入れています
本棚に追加