悪夢の元旦

3/4
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
航空自衛隊レーダー基地 「司令、 レーダーに新たなグリッド多数 JAWACSとのデータ照合 爆撃機10、護衛戦闘機20予想進路から 九州全域!」 「何? 待機してる機体を全機上げろ 米軍にも取り合え! 緊急事態だ国民保護サイレンを鳴らせ!」 そして 九州全域に 聞いたことがない 不快なサイレンが鳴りだした 津波警報とも違うサイレン 国民保護サイレンが鳴った 「緊急事態発生 国籍不明の爆撃機が 県周辺に接近中 住民は直ちに 地下へ逃げてください!」 住民への避難を促す 放送も有った しかし、住民は何が起きているか分からず 誰も逃げようしない そして、 爆撃機が空に埋め尽くされても、まだ 爆撃が開始されやっと 住民が逃げ出した 沖縄県 一台のパトカーが 人気のない海崖に到着した 「こちら、那覇10 住民から不審物の通報が有った近くを これより捜索」 「こちら、県警本部 了解」 「不審物って何ですかね?」 「俺に聞くな」 そう言い2人の警察官が下を覗いた 「何だ!あれは」 下には工作員用の 小型潜水艦が放置されてた 「直ぐに本部に連絡だ それと自衛隊にも… 俺は何か手懸かりが無いか調べる」 そう言い S&W M37をホルスターから抜き 崖を降りた 「了解」 もう一人は パトカーに戻り 無線機を取り 「こちら、那覇10 不審物の代わりに 小型潜水艦を確認 自衛隊にも連絡を…」 その時 銃声が聞こえてた 「銃声確認…え?」 警察官の目の前で Z-10中国の攻撃ヘリが 離陸し ホバリングしていた 「緊急事態… 目の前に軍用ヘリが… 自衛隊のでも米軍のでもない…見たこと無いヘリが… こ、殺される」 警察官は 急いでパトカーのエンジンをかけ バックしたが ロケット砲で爆破された そして、次々と95式自動歩槍を手にした兵士が 上陸して来た
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!