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メールの受信を告げる
携帯のサブ画面
髪をドライヤーで
乾かしながらも
ちらちら携帯に目を向ける
ゆっくりと
ドライヤーのスイッチを切り
ゆっくりと 携帯を手にとる
ゆっくりと 受信フォルダを開く
その作業の繰り返し
期待と不安
「今 終わったよ」
薄ら寒い 秋の夜
キミの元に駆け出す
心地よい風になびく私の髪は
いつもよりちょっとだけ
ほんのちょっとだけ
湿っていました
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