高校生活
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「あ、ありがと」 「んっ」と彼が優しく笑った ほら、やっぱり怖くない 「あ、これ初めて会ったときにもらったやつと同じだね。あ、時間だからもういくね。アメありがと片瀬くん。バイバイ」 「ん、バイバイ」 私はげた箱の方へ駆け足で向かった だから片瀬くんが私が去ったあと 「そんなこと覚えてたんだ…」と言ったことに気づかなかった
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