壱之章

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部屋に着くと旦那は私の顔を見て笑顔で近づいてきた 『此花、此花、ああ、どれだけ待ちわびたことやら』 「旦那、来るときはお手紙くれといつも・・・」ちょっと困った口調で言うと旦那は此花を押し倒し乱暴に着物を剥ぐ 『此花、私の此花・・・』 その姿はまるで獣だ、皮を剥ぎ肉を貪る・・・その関此花は目を瞑ったままなにも応えなかったが肌が露になると立場は逆転した 旦那が気を失うまで続く行為は・・・男を貪る姿はまるで蛇か蜘蛛のようだ だからだろう、此花は別名蛇女と言われてる
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