とうめい

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私は透明人間。 だれも私を見れないし、だれも私に気づかない。 私のことを知ってる人なんてだれもいないし、ひとりでいつもだれもをみてる。 淋しくはない。 命を危険に曝されないから。ひとりは楽しい。 透明人間は素敵。 なにをしてもだれも咎めたりしないから。 透明人間ライフを満喫していた私に話し掛けてきた子がいた。私は透明人間なんだよ? 話し掛けてきた子は、とにかく私について質問してきた。なにがすきとか、なにしてるのとかほんとにいろいろ。 透明人間の私は誰にも気づかれない。話し掛けられない。だから言葉を忘れてた。
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