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でも…
「そっか…」
涙は溢れながらも気持ちはスッキリする。
この巣の親鳥が元は雛鳥だったよぅに、今巣立った子達だっていつかは親鳥になる…
幸せになる…
「幸せになってくれるかな…」
私の涙であなたが幸せになれないならこんな涙すぐに止まるよ。
あなたのこの先の幸せを願えないならこんな気持ちは今すぐにでも捨ててしまぅよ。
巣立ってしまった雛達は空遠くに点々と飛んでいる。
親鳥は悲しそうなでも嬉しそぅにも見えた。
「今日も空が青いなぁ…」
(彼がこの同じ空の下でいつまでも幸せでありますよぅに)
END
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