†第1章†

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「それは……だって殴って気絶させたのあたしだし……ブツブツ」 「なんだってきこえんよ」 すると彼女はさらに赤くなった 「とにかく……悪かったわ」 「そうか」 てっきりまた殴られるかと思った、新一である そして沈黙がつづく彼女をみればなぜかもじもじしているし 「なっなにジロジロしてんのよ」 「あっそういえばお前の質問まだこたえてなかったな」 「あぁたしかにそうね」 新一は深呼吸して答えた 「俺は別にどこの財閥の息子じゃねぇよ一般人だ」 すると彼女はびっくりした顔した 「えっ!そうだったの」 「ああ朝突然お前の親父さんが来て話しをされ、ここへつれて来られたんだよ」 「でもあんた親は?」 「事故で亡くなったよ」 その時美咲は申し訳ない顔をして謝った 「……ごめんなさい知らなくって」 「別にいいよ」 誰にでも知らないこはあるよな、仕方ないさ突然連れてこられたら、だれだって聞くよ 「あんた名前は」 彼女は聞いてきた 「村神 新一だよ」 「あたしは白鳥 美咲よ」 「白鳥さんかよろしくな」 「それであんた高校はどうなの」 「あっちの受けたんだが白鳥さんの親父さんが手をまわしてこっちの高校に通うらしい」 「へぇ」 興味がないなら聞くなよって新一は心で呟いた
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