プロローグ

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誰もいない校庭― 聞こえるのは、スズメの鳴き声と風の音―― あたしは校門の近くで、校門があくのを待つ――― 近くに落っこちてる葉 あたしは優しく包み込むようにその葉っぱを手にのせる―――― 「へへ…あたしとこの葉っぱは似てるのかな? 葉っぱは木に裏切られ、落っこち、踏まれてかれる…… あたしと一緒だよ…?」 親友に裏切られ、彼氏に捨てられ、家族も離婚――― 神様? あたし、どうしたら良いですか? こんな人生……もう嫌です。。 そんなにあたしが嫌いですか? 神様……………………。 あたしに、何の楽しみがありますか? 死んでも 良いですか―――?
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