発病
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発病
味方は常に居てくれた。 それでも苦しかった。 何故か解らなかった。 私は頭がどうかしてしまう病気を持って 産まれたに違いない。 息が止まるたび、 傷が増えるたび、 そう思わずにはいられなかった。 処方薬を投げ捨て、 ついでに自分自身も 投げ出してしまいたかった。
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