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ヒロインと廉造君の
ある日の会話。
「あー、もう夏も終わってまうんやなぁ…」
「そうだねぇ…」
「あ、今いい句思いついたで!」
「句?」
「俳句や、俳句。えー、こほん!ここで一句…『夏服も そろそろ終わり 寂しいな』」
「どういう意味?」
「ん?夏服ってなんかどことなくエロいやんか。あのうっすら見える下着とか…せやから残念やなぁって」
「…………」
「あ、そんなに見つめられると照れるやんか」
「…………けっ」
「……。けっ?今、けっって言いよった?」
「言ってないよ」
「嘘やん!」
「嘘じゃないよ。フッ」
「フッ?今度は鼻で笑いよった…!」
「廉造は、バカで変態…っと」
「無視!?」
「あははは(棒読み)」
「………」
………………………………
廉造とヒロインの
何気ない会話。
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