オリジナル桃太郎〓

人は生まれながらにして使命をもつものなり

ある時、

桃太郎は

鬼を退治すること

が自分の使命のような来がしたので、
鬼退治に行くことにした。

しかし、おばあちゃんはそれを止めることなく、
桃太郎に作れと頼まれた"きびだんご"をただひたすら作っていた。

しかしおじいさんは危ないので反対した。

桃太郎はおじいさんが

『やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ…』

とロボットのようにずっと言い続け

どかないので持っていた刀で刺し殺す事を少し頭に過ぎらせたが、

いや、

自分を今まで面倒見てくれたおじいさ……

ん?いや自分の面倒はいつもおばあちゃんに任せていたし、

おじいさんは自分を食べる事しか頭に無かった事を思い出した桃太郎は
何の躊躇いも無くただ
五月蝿いだけのおじいさんを持っていた刀で刺し殺した。

それを見たおばあさんは普通であれば

怒って桃太郎を殺すor叱る筈なのだが、

まだ洗濯物の件を根に持っていたため、
おばあちゃんは
かの有名なモナリザのように微笑んでいた。