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本来浦島太郎になるべきだった青年は、
その浦島太郎を乗っ取った青年に話し掛けた
『君は誰?』
『僕はね…』
彼の言葉の語尾が聞き取れなかった。
もう1度聞き直そうとした時、
虐められていた男の子はその青年に
『僕とってもいい場所を知ってるんだ、
案内してあげるよ。』
と言った。
どうやら龍宮城の事らしい…
しかし何で私はそれを知っているんだ?
やはり私は浦島太郎ではないのか?
浦島太郎になるべきだった青年は考えていた…
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