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「こじはるさんっ!」
廊下中に響きわたった声に、びくっと体を震わせたこじはるさん。
「えっと…見て、た?」
「はい、一部…」
「そっか…」
すっと立ち上がって、すがるように指原の手を握る。
「優子のこと、攻めないでね?」
「え…なんで…」
「陽菜が悪いの、だから優子には何も言わないで?」
「あ、はい…わかりました」
なぜ優子ちゃんをかばうのか。
ちょっと不安になったけど、やっぱりこじはるさんを信じることしかできなかった。
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