さしこの告白

4/6
301人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
「そんなわけないじゃん、ばーか」 「ならよかったです!」 指原が浮かれてるあいだに広い楽屋をキョロキョロ見回して、不思議そうな顔してる。 「もうみなさん帰っちゃいましたよ?」 「ふぅ~ん…」 つまらなそうに呟いたこじはるさん、なんだか申し訳ない。 指原だけでは退屈ですか… 「…でも指原は待っててくれたんだ?」 「え?…あっ、はい!起きたとき、寂しいかなと思いまして。」 「ふふっ、ありがと。」 嬉しそうな笑顔を向けられて思わずクラッとする。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!