301人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
「…じゃあさ、指原は好きな人とかいるの?」
「はい?」
ソファーに座り直して、真剣な顔でじっと見つめられる。
「こんなに陽菜に優しくしてくれるんだから、陽菜のこと好きなのかなって思っただけ。
陽菜はさしこが好きだけど…
まぁ、勘違いだったら恥ずかしいんだけどね。」
いきなりの質問に戸惑っていたら助け舟を出してくれて。
さらっと言われた言葉、聞き逃さずしっかり聞き取った。
確かに今、"陽菜はさしこが好き"そう言った。
これは、今言うしかないんじゃないのか?
最初のコメントを投稿しよう!