第Ⅰ章:小さな勇気

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「ハァッ…ハァッ…冗談じゃねぇ」 バーツは痛む体を引き摺るように進みながら2人と距離を取っていた。 騎士団に捕まるのは厄介だ。とどこかに身を潜めようと辺りを探す。 すると目の前に大きな洞窟があり、ここなら大丈夫だと不確かな予想を立てバーツは中へと入っていった。 この洞窟が騎士団よりも恐ろしい場所だとは知らずに…ーーー  
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