プロローグ

3/3
前へ
/61ページ
次へ
「桜が綺麗だろ?。」 「そうゆう問題じゃねー!なんでわざわざ学校でやるんだって聞いてんだ!あとなんですき焼き!?」 「あー。学校は先生が許可してくれたから。あと花見って言ったらすき焼きって司が言っただろ。」  この答えに俺はまた、ため息をついた。 「そんなのどうでもいいじゃん。早く食べよー」  コイツラに何を言っても駄目だと思い俺は自分の皿の中の肉を食った。  本当なんで俺此処にいるんだろうね。  二人への黄色い声援の中、俺は肩身の狭い思いをしながら、野菜を食っていた。  ちなみに肉を取ろうすると二人のファンがすごく睨んでくるので肉には手が出せない・・・  っぐす、なんだかネギがしょっぱいな。  な、泣いてなんか無いんだからね!  少し俺らのステータスを紹介しよう。  俺の親友その1の焔はアイドル並のイケメンで天才。  成績優秀、眉目秀麗、おまけに正義感が強く、特に困っている人をすぐ助けようとする。  それに俺は何度巻き込まれたことか・・・  その性格のおかげでめっちゃモテる・・・リア充爆発しろ。  俺の親友その2の香は最近の言葉で表すと男の娘。  男女問わず人気で(特に男子に)こちらも相当リア充・・・男の娘ていいよね。 で、俺こと司は  成績   普通  運動神経 普通  顔    中の下 ・・・本当なんでコイツラと友達なんだ、俺・・・  そんなこと考えながら俺は野菜を食べた。旨い。  
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

261人が本棚に入れています
本棚に追加