終わりと始まり
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「おばあちゃん。……私、この本のタイトル、 決まったよ」 私は真っ直ぐ、おばあちゃんを見つめた。 私に、当たり前だけど忘れていた大切な事に 気付かせてくれた今日と言う日。 何も言わないけど、物言わぬ本の心の音。 おばあちゃんは何も言わずに、 でもいつもの笑顔で私と本を見ている。 ただ一言、 「聞かせてくれるわね、ラワーレ」 と静かに言った。
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