区別もつかないのかよ!

12/14

558人が本棚に入れています
本棚に追加
/98ページ
           「ねえ、ウソだよね?」  「…。」  「何とかいってよっ!」  「ごめん。」  何にたいしてのごめんか  伝わるわけがないでしょ  今の状況なら尚更だよ。  「涼介は、僕が悲しむな   んて考えてないの!?   裏切ってもいいの!?」  「涼介を責めないでよ!」  「うる、さいっ!」  今までにちいに殴りかか  りたいことなんてない。  なのに、  「ちいなんて大嫌いっ」  「いたっ!いたいっ!」  ちいに向かって沢山の物  や雑誌をなげた。  これでもかってくらい。  「ゆーと、ダメだよ!」  ぼくを止めようと必死な  大ちゃんと  「おい、やめろって!」  ちいを助けようと必死な  涼介が目にうつってる。  「おーい、何の騒ぎd…   って何だこれっ!!」  「ゆ、裕翔くんっ!?」  撮影が終わったのか皆が  楽屋にかえってきた。 _
/98ページ

最初のコメントを投稿しよう!

558人が本棚に入れています
本棚に追加