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「先に楽屋行ってろ。」
「あの、撮影は？」
「話の後が撮影だから」
「わかりました。」
車からおりると圭人が僕
の荷物をもってくれた。
「あ、ありがとう。」
「んーん、大丈夫。」
そう言って先に歩く圭人
にゆっくりついていった
「ゆーと？
俺ねゆーと好きだよ」
「え？」
「あ、勿論俺には伊野ち
ゃんだけだからね？
メンバーとしてね。」
「うん、僕も好きだよ」
「だから俺裕翔には幸せ
になってほしいの。」
「…ありがと。」
やっぱこういう時に支え
てくれるのはメンバーだ
大切なんだ。みんな大切
「先…、はいろうか？」
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