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「あ、えっと。」
声がしたほうを向くと壁
によりかかってるちぃ。
少し口角があがってる…
「ふふ、久しぶりだね」
「うん、久しぶりだね」
そう言って僕にゆっくり
近づいてくるちぃ。
「まだ諦めてないの?」
「え?」
「涼介のことだよ。」
「えっと…。」
「諦めてないんだ。」
「ちが…っ」
「違わないでしょ?」
諦めれるわけがないよ。
あんなに大好きだったし
3年間僕の彼氏だった。
だからすぐに諦めてって
言われてはい、諦めます
って諦めれるわけない。
「裕翔くんてさーあ…」
「うん、」
「未練がましくて汚い」
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