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優side
“優兄!おんぶー”
“しょうがないなぁ”
“わーい!優兄大好きぃ”
“可愛いな、俊は”
「…ゆ…に……優…ぃ…」
優「……ん……」
俊「優兄!起きろっ!!」
バシッ
優「…いっ……たいなぁ…叩くなよ…」
俊「起きないからだよ!」
優「…もぅ」
俺と俊は兄弟。
両親を事故でなくし、施設に行かないでアパートで二人暮らしをしている。
俊「優兄ー!早くして!」
優「わかったよ」
タッタッ
「「いただきます」」
飯はいつも俊が作ってくれている。
俺は何もできないからね…
俺はバイトで生活費やらなんやら。
だから毎日学校が終わったらバイトだ。
俊「優兄、今日何時に帰る?」
優「今日は…10時頃かな」
俊「そか…大丈夫?」
優「ん?何が?」
俊「か、体…」
優「ふふっ大丈夫だよ、ありがとな。心配してくれて」
俊「う、うん//」
ドキッ
やばっ…
そんな顔すんなよ。
理性が保てなくなる。
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