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ダイヤは俺にヤカンを渡すと、さっさと台所に行ってしまった。今日はパンだろうか、パンが焼かれている。
早く食べたいのでとっとと起こしてしまおう。
が、苦しむ姿を楽しみたいので、口にお湯を入れる事にした。
口をこじ開け、お湯を注ぎこむ。そしてストップウォッチを構えて…
1…2…3…4…「ブハッ!?」
4秒か、短いな
「スペードさぁん…酷いすよぉ…」
クラブは咳き込むと涙目になって俺に言った。
「起きないのが悪いのさ」
そんな…と、落ち込むクラブ。面倒くさいな。
「もうそろそろで朝飯じゃないか?」
ドタドタと走って行ってしまった。飯が絡むと行動が早いな。流石月給50円だ。
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