入学!煌汰路学園!

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ルネは満足そうに講堂内に入っていった。 (さっきの女の子、私と似てたなぁ!仲良くなれるかな。) 受付を済ませ、講堂の席を探す。 ふと、金色の髪に目が入ったので、その子の隣に座ろうと思った。 「こんにちは、初めまして!隣……空いてる?」 ルネが明るく声を掛けると、一瞬びっくりしたように肩を震わせたが、金色の髪の女の子は振り向いてはにかむように笑った。 「あ、空いてますよ……良かったらどうぞ。」 「ありがとう!私ルネ、よろしくね!」 ルネが笑顔で手を差し出すと、女の子はしずしずとその手を握った。 「私はエレと申します。よろしくお願いしますね、ルネさん。」 一通り挨拶を済ませた二人はまた前を向く。広い講堂は現在ぎっしりと人で埋め尽くされていた。
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