6/6

932人が本棚に入れています
本棚に追加
/296ページ
「……嫌な夢。」 朝日が上るよりも早く目を覚ましてしまった少年。 辺りはまだまだ暗闇の中だ。 ベッドから身体を起こし溜め息を1つ。 「最近ずーっと同じ夢だ。 別に思い出したい訳じゃないのにな。 こういうの虫の知らせって言うけど、姉ちゃんに何かあったとかじゃ? ……姉ちゃん元気かな?」 少年はそう呟くともう一度深い溜め息を零して、再び眠りに入る為に布団に潜り直した。
/296ページ

最初のコメントを投稿しよう!

932人が本棚に入れています
本棚に追加