魂の故郷

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妊娠中に読んだ「胎内記憶」に関する本よると、赤ちゃんは「天国」にいたようだ。 天国。 宗派によりその呼び名は違えど、この世(現世)ではなく、アチラの世界のことである。 天国にもいろんな階層があるらしいが、難しいことはよう解らんので、ここはひとくくりに「天国」もしくは「天界」と呼ぶことにする。 魂はアチラの世界からこちら現世に降り立ち、様々な経験を積んで、またアチラに還ってゆく。天界において「神」から次なる使命を言い渡され、肉体をもって現世にわたる。
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