第二話

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「…こんな朝っぱらから何?」 一応仕事なので、彼女からの電話は必ず受けなければならない、ということになっている。 けれどもこんな朝の時間なんて、今までにはないことだった。 『実は…』 「…うん」ゴクリ 『おはようの挨拶をしようと思って!』 「切るね」 『ああっ!ウソウソ!ちょっと待って!』
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