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*茶猫* シキ「♪♪♪」 温かいミルクが入ったお皿がひとつ増えた。 僕の為にこの人が持ってきたそれを僕は飲みだした。 茶「ねぇ、ねぇ! この人、同じ人だよね!? あひゃひゃ♪ 別人みたいっ! ねぇ、これって不器用ってレベルなのー!?」 チラッと見ると、嬉しそうにその人は笑っていた。 白「言葉は素直じゃないだけで、分かりやすい人なのかもしれないね。」 茶「もう、わかりやす過ぎだってば!」 隣で食べる白と僕が笑う中、話の渦中であるこの人は不思議そうに僕たちを見ていた。 この人に怒鳴られた僕はここから逃げ出した。 そんな僕の前に白猫は現れた。 茶「あれれ~? あの時の白猫じゃない!?」 僕はいつもの休み場所にいた。 バス停にあるベンチの下だ。 白「いた……っ!」 ヘナヘナと座り込む白猫に僕は欠伸をした。 茶「ふわぁ~ ここね、スッゴく居心地がいいんだ♪ もう1匹くらいなら余裕で座れるよ☆ 座るー?」 白猫は頭を左右に振り、座りなおして僕を見てきた。 茶「どうしちゃったの~?」 白「俺は……っ、あの庭の方が居心地がいいかな。」 茶「あの庭~? あっ、恐い人ん家のだよね!? 庭はいいけどさぁ~あの人は嫌だなぁ。」 いきなり怒ったあんな人がいる庭に行く気なんて僕にはない。 白「家主が怒ったのはお前が悪いからだから。」 どっ、どういうこと!?  
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