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「フフッ…なんかいいね」
「ん?何ですか?」
「普段は貞淑で、夜は娼婦って、男の理想だね」
「は?」
「文香のことだよ。
家事も夜のお勤めも最高な彼女で、俺は幸せだなって」
「ブフッ!ゴホッ!ゲホッ!
ななな、何を食事中に!?」
「うーん?今度、男の夢でもある裸にエプロンやらない?」
「ややや、やりません!!
し、食事中にエロトーク禁止!」
「食事中じゃなかったら、いいんだ?」
「そういうことじゃありません!」
文香は真っ赤な顔をして、ごはんを口いっぱい頬張った。
フフッ…可愛いなぁ…
でも、文香は嫌がるけど、見てみたいな。
「文香の裸にエプロン…」
「へ、変態!!」
俺の心の呟きが、つい口から漏れていたようで、彼女に変態呼ばわりされてしまった。
いやいや。
裸にエプロンはすべての男の夢だから、変態じゃないでしょ?
しかし、これ以上言うと、文香に本気で怒られそうだから、とりあえずやめておいた。
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