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「??将さん?いらないの?」
キョトンと首を傾ける文香。
相変わらず、鈍感だな
「お言葉に甘えて頂くよ?」
「何を?」
「おやつなんて、まどろっこしいからメインを」
「メインって……んンッ!んー!」
俺は文香に覆いかぶさり、啄むようにキスをする。
「将さンッ…ンアッ……ま、待って!」
「…なぁに?」
「ハァ…何か食べたかったんじゃ…」
「うん。だから、可愛いうさぎのメインを今から…」
「ちょッ!まさか、あたし!?
ま、まだ、お昼すぎですよ!?」
「だから?」
「いやいやいや!
あ、あの、せめて夜に!」
「待てない。煽った文香が悪い」
「煽ってない!煽ってないです!
ま、待っ……あッ!…ヤッ…んン!」
かくして、抵抗虚しく、文香は俺に思う存分食べ尽くされた。
「もう!こんな状態じゃ、夕飯作れないじゃないですか!!」
なーんて、足腰立たなくなった文香は、怒っていたけどね。
【本日の教訓:文香を食べると文香の手料理は食べれないので、どちらかを我慢すべし】
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