19384人が本棚に入れています
本棚に追加
文香の白い肌に俺の赤い印を残してゆく。
いつもはあどけない雰囲気の文香が、俺の愛撫を受け、艶かしい女へと変貌する。
そのギャップが、男の本能を刺激して、夢中になる。
文香は、何度抱いても飽きることがない。まるで麻薬のようだ。
俺の彼女は、なんて最高な女なんだろう
優しくて、可愛くて、妖しくて
俺は、どこぞのマラソンランナーじゃないけど、自分で自分を褒めてやりたい。
よくぞ、こんなイイ女を手に入れたと…
そして…
俺が文香を解放したのは、それからしばらくしてからだ。
一休みした後、約束通り、二人で互いの写メを撮る。もちろんツーショットも。
「フフフッ…初ツーショットだぁ」
とても嬉しそうに写メを見て微笑む文香。
こんなに喜ぶなら、早くに写メ撮ってあげたらよかったな。
俺の携帯の待受にも『幸せを切り取った』二人の笑顔。
文香と一緒なら、両親との最後の写真を見ることが出来るかもしれない。
だって、俺にとって、両親との最後の幸せが切り取られているはずだから…
【本日の教訓:こっそりと文香の色っぽい寝姿を切り取ったのは、絶対に秘密にすべし】
・
最初のコメントを投稿しよう!