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俺達は四人で普段と変わらず、くだらない話をしながら、部室へ向かっていると…
「文香さ~ん!!」
ガシッ!
「うわっ!」
文香目掛けて抱き着いてきたのは、渡辺 遥(ワタナベハルカ)。
昨年の学祭で、文香のメロメロパワーのお陰で彼氏が出来たと文香を崇拝している後輩だ。
当時は女子高生だったが、無事、うちの大学に合格し、宣言通り、うちのサークルに入部した。
「…離れろ」
「崎村さん…
相変わらず、嫉妬深いですね」
「そうよ!遥もそう思うよね?
文香は崎村さんだけのものじゃないっての!」
「お前らは、無駄に文香に引っ付き過ぎなんだよ」
「だってぇ!
文香さんの、このプニプニおっぱいの感触がたまらな~い」
「は、遥ちゃんッ!」
渡辺が文香の胸に顔を埋めてスリスリするのを、首根っこ掴んでベリッと引っ剥がす。
俺の大切な文香のおっぱいに、なんてことをしやがる!
橋本といい、渡辺といい、何でこうも欝陶しい奴が文香に群がるんだ!?
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