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「崎村さん…アニメももりんの第2シーズンが始まりました。ご存知ですか?」
「いや…」
「じゃあ、第2シーズンのももりんの姿もご存知ない?」
「ああ…」
何だ?全然、興味ないんだけど?
怪訝な顔をする俺を見ながら、小林がニヤリと口角を上げる。
「ももりんのコスチュームが変わりました!それは…
女子高生からメイドですッ!!」
「「えぇッ!?」」
今度は、俺と文香が同時に声を上げる。
「ま、待って!それって、それって…もしかして、あたしが学祭で着る服は…」
恐る恐る文香が俺を見る。
「……メイド服」
俺が呟いた瞬間、文香と目が合い、文香のメイド姿を妄想して顔がニヤける。
「なッ!駄目!将さん!
変な考えをしちゃダメ!!」
「文香のメイド…」
「わー!ダメダメーッ!!」
文香が俺の目の前で、手をブンブン振っているけど、俺の妄想は止まらない。
学祭で出店の客寄せにされるのは嫌だが…
文香のメイドは……見たい
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