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「文香さんの巫女とメイドなんて、もうこの機会を逃せば見ることないんですよ?」
「は、遥ちゃんまで敵!?」
小林に続き、渡辺までもが畳み掛けてきた。
「可愛い文香さんの、去年のうさ耳姿は堪らなかったでしょ?
今年はそれが巫女とメイドのツーバージョン!」
「わー!将さん、遥ちゃんの言うこと聞いちゃダメーッ!」
「そして、巫女スタイルは、昨年のセーラー同様、残念ながらレンタルですが…
メイド服はオーダーメイドです!」
「オーダーメイド!?」
文香は何度も驚くばかり。
「そうです!
文香さんのこのナイスボディのサイズぴったりで、アタシが作ります。アタシ、裁縫得意なんです。
文香さんなら、絶対に可愛いさ爆発です!!
メイド服は学祭後にプレゼントしますから。
いつでもどこでも文香さんのうさ耳メイドを堪能出来ますよ!」
いつでもどこでも…
「嫌ーッ!!将さん、あたし、メイド服貰っても着ませんよ!」
「………フッ」
「なッ!ちょッ!
将さん、その怪しい笑みは…」
「……やる。
文香も巫女とメイドよろしくね」
「イーヤーッ!!」
俺が堕ちたと同時に、文香の運命も決定した。
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